生理痛が重かったけどヤーズフレックスに出会って劇的に改善した処女の話
多分このブログを見ている人の多くは女性だろうから
今日は生理痛の話を書こうと思います、とまロマです。こんにちは！
生理痛。ツイッターでもたまに
「生理痛の辛さは個人差がある！ゆえに理解されなくてつらい」
「男は生理について知らなすぎる」
「女性で軽い人もいて、そういう人がむしろ敵」
などの意見がバスっているのを見かけますね。
大体、そうだよなぁと思うとともに、
そんなに攻撃しなくてもなぁと思うことがあります。
相手の気持ちが正しく分かる人は、いません。
だって想像するしかないんですもの。
寄生獣のミギーも言ってました。
「お互い理解し合えるのはほとんど『点』」だと。
「同じ構造を持つはずの人間どうしでさえ例えば 魂を交換できたとしたらそれぞれ想像を絶する世界が見え 聴こえるはずだ」と。
だからこそ、みんなが相手の気持ちを思いやることが大事なのでしょうね。
いいですよ、寄生獣。
ぜひ原作の漫画を読んでみてください。
私は小学校の時に読んで衝撃を受けました。
生理痛が重い話
話がずれました。
で、その生理痛なんですが、私は昔からめちゃくちゃ重かったです。
どれくらい重かったかというと、
・腹痛がひどく、毎回保健室のお世話になる（中・高）
・開始三日間は日中でも夜用をつけ、数時間おきに取りかえ
・毎回ロキソニンの箱を１箱消費する
・痛み止めがない時、一緒に帰った友達に「顔が土気色」と指摘される
・痛すぎて脂汗
・卒業式（体育館でクソ寒）と生理がかぶり、名前を呼ばれたあとすぐに保健室へ行き、気持ち悪すぎて嘔吐
・二日目、三日目は、ほぼ歩けない痛み（まるで亀）
・毎回五日目くらいにミニ肝臓みたいなレバー出てくる（これが終わっていくサイン的存在）
・夜用を超えて、生理用パンツ型ナプキンを使いだす（https://www.kao.com/jp/laurier/lre_super_shorts_00.html）
などなど。
ピックアップして書くとそうでもなさそうに思われますけど、
何度内蔵を取り出したいと思ったことか！
毎月インフルエンザになるのと、生理痛になるのどっちがいいかといわれると、
インフルを選びたいくらいだと思ったこともあります。
パンツ型ナプキンは去年くらいに知って、
「二つナプキンを重ねなくても布団が汚れない！！！！！！！」
と大変愛用しておりました。
経血量が多い人はマジでお勧めです、パンツ型ナプキン。
私は会社にもこれでいってました。
婦人科に行くという選択肢
そんなこんなあると、さすがに婦人科をすすめられます。
一番仲の良い友達からも、何度か提案されました。
ただ、処女は婦人科が怖いんですね。
膣になんか入れられるなんて！
好きな男のモノも入れたことないのに！！！！（心の声）
そう、わたくしは大学生になっても、社会人になっても、処女でした。
（断っておくと、やろうとおもえばやれる機会もあったと思います。でもやらなかった。親の教育ゆえか、わたくしの貞操観念はものすごくかたかったのです！）
ゆえに「婦人科は処女じゃなくなったらいつか行こう」と思ってました。
彼氏ができた時、ついに婦人科に行ける！と思いましたが、
それから２年経ってもわたくしは処女のままでした。
婦人科に行けねぇんだわ！！
そのうち、齢３０が近づいてきました。
会社で責任ある仕事を任されることも増え、
今年の最初に「もっと仕事を頑張りたい。全力を出したい」と思うようになります。
しかし、仕事に本気を出せない日が、ランダムで月７日もある。
下手をすれば直前のＰＭＳで半分くらいもある。
これはものすごいハンデです。
男性が仕事を頑張れる日が１００％だとして、
生理の時のわたくしは大体以下のようなパーセンテージです。
一日目、８０％ うわ…生理始まったよ…鬱…
二日目、１０％ まるで屍のようだ（けど無理やり頑張る）
三日目、１０％ まるで屍のようだ（けど無理やり頑張る）
四日目、４０％ あっ、ちょっとだけ改善傾向…？
五日目、６０％ 直ってきた！ いや…うっ、痛…レバーでた…
六日目、８０％ 元気になったら、あれもこれもして、そんでそんで…
七日目、９０％ ようやく解放の時！！
二日目、三日目などは、へろへろです。
頭が濡れたアンパンマンです。
今まではこのへろへろ期を、他の元気な日を使って補填してきました。
１２０％とまロマです。
でも、これから踏み入れる世界は、
常に１００％で、あるいは１２０％でなければ登れないのではないか。
そう思いました。
なんとかせんとあかん。
そこで、ようやく、処女のままだけど婦人科に行く決心がつきました。
できれば処女卒業してから行きたかったんですけど、
それから予約の日までになんとかしたかったんですけど、
当日を迎えても、残念ながらまだ処女のままでした。
このままいくと、彼氏と３年付き合ってるというのに魔法処女です。
南無。
はじめての婦人科
一度もそこにものを入れたことがないわたくしは、
怖いので問診票に「処女なんで内診はしないでほしい」的なことを書きました。
結論から言うと、ダメでした。
でも先生はとてもやさしかったです。
たまにツイッターで回ってくる、
婦人科なのにありえない！的な話のようなことはまったくなく、
生理痛が重いことを伝えると、
・対処方は、ピルを処方するというもの
・ただし副作用が出る場合もある
・出た場合は、あう薬を見つけて他のを試すこともできる
・内診はしないといけないけど、細いものを使う
・もうひとつの器具はお尻のほうから入れて確認してみようか
などということをしっかり時間をかけて説明してくれました。
膣にいれるのは、ほっそいやつだけで、
詳しいことは覚えてないのですが、
超音波？的なので尻のほうから子宮を確認することはできるらしく、
とりあえずぐりぐりされたのは尻のほうだけでした。
膣のほうになにかを入れるのは人生で初めてでしたが、
ちょっとの痛みはありつつも、ものすご痛い！みたいなのはなかったです。
尻はその後、変な感じがしばらく続きましたけどね。
そこが入口なのはＢＬだけだもん。
子宮と卵巣自体はとてもきれいと言われました。
良かった。
子宮筋腫は中にありましたが、小さいものだったので経過観察とのこと。
ここで大きいものだったりすると、きっと手術とかだったんでしょうね。
あと、内診受けるつもりなかったから、
な～んもその辺の準備してなかったのが、つらかったです。
そう、びっしりと股間に生える、毛。
みんなもやろう、ＶＩＯ脱毛。
ヤーズフレックスくんとの出会い
そんなこんなで初めて処方されたのが「ヤーズフレックス」さんでした。
現物は病院の近くの薬局で購入。
結論から言うと、
こいつは私の生理人生を半年で劇的に変えることになりました。
劇的に、改善したのです！！
あの辛い生理が、嘘のように改善しました。
経血量は感覚値1/10くらい。
痛みは、ほぼありません。
シートの最初、二回目、三回目あたりは多少怖くてロキソニンを常備し、
二日目あたりは飲むようにしていたのですが、
今回、初めてロキソニンを飲まないことに挑戦し、成功しました。
神よ！！！！！！
いや、ヤーズフレックスくんよ！！！
ありがとう！！！！
出会いに感謝！！！！！！
というわけで、ヤーズフレックスくんは現在５シート目です。
↓近影
残念ながら、薬と合う、合わないは結構あるらしいです。
（服用開始時、怯えていくつかブログをまわったりしました）
ただ、私は大きな副作用は今のところありません。
ヤーズフレックスくんは、毎日決まった時間に飲まなければいけません。
わたくしはものぐさですから、忘れたらどうしようと思っていましたが、
自分の身体の改善に対しては真剣なためか、飲むのを忘れたのは半年に２回くらいです。
毎朝８時半くらいに１錠飲み続けているのですが、
生活が乱れた時の土日に、
・早く起きすぎて、後からのもう…となったやつ
・遅く起きすぎて「やばい！のまなきゃ！」ってなったやつ
の二回。
飲み忘れた時は、飲み忘れた！と気づいたときに飲めばokということもあり、
二日以上忘れたことは今のところなく、
ものぐさな私でも、しっかり続いております。
ということで、生理痛が重い人には、本当にお勧めです、ピル。
処女の人、婦人科は怖いところではないので、早めに行くべきだと思います。
少なくとも私は、どうせ行くならもうちょい早くいっておけばよかった、
と思っています。婦人科とピルのおかげで、ＱＯＬが劇的に向上しました。
（ちなみに私が行ったのは祐天寺ウィメンズヘルスクリニックでした。付近の人、おすすめです。引っ越して遠くなってしまったので、今度は恵比寿ウィメンズクリニックっていうところに行こうかなと思ってます。行ったらレポしよう）
もちろん、ヤーズフレックスくんと相性が悪い人もいると思います。
その場合は、合う薬を見つけられることを祈ってます。
※ただしピルを使っていると妊娠ができませんので、妊娠したい人は使えないのが難点ですかね。
ＱＯＬ向上の値段
ヤーズフレックスは、１シート（２８粒）約３０００円です。
他のピルも多少前後はしますが大体同じくらいの値段です。
高いとみるか、安いとみるか。
人によっては、難しいところだと思います。
そんなに月の固定費を出せない！気力で頑張る！という、カツカツな人もいるでしょう。
まずは「自分の健康に価値を感じる」という、
心理的な余裕と金銭的な余裕が両方ないと、これって選択できないルートなんだと思います。
病院って、あんまりいかないですもんね。
私は齢２０後半になって、手取りもまあまあ良くなって、
ようやくその余裕ができたのでした。
健康であることが一番の財産だと、最近ようやく思えます。
健康といえばもうひとつ、偏頭痛に関しても近いうちに書きたいです。
